やっかいな問題は、眠りながら脳に任せよう!
「お休みなさい」の後で、脳は猛烈に働いている。
それは、疲れをとるといった消極的なものではなく、
きわめてアクティブな役割であることが、最新の脳科学によって明かされつつある。
たとえば、眠っているとき、脳はこんな凄いことをしている・・・
◎心の大掃除
重要な情報をより際立たせ、不要な記憶は刈り込んでいく
◎情報の統合&要約
新しいアイデアを生む発想力や洞察力を高める
◎気分の調整&記憶の再固定化
これを応用して「嫌な記憶」を削除できるようになる
・・・ほかにも、IQ(知能指数)と睡眠のかかわり、記憶力や学習効果を高める方法、
アラン・ホブソン以降の夢の理論など、最新の知見が満載。
眠りと夢と記憶の秘密を解き明かし、
「快眠」を超えた「活眠」(脳を活かす眠り)へと案内する、かけがえのない1冊。
★『Nature』誌も絶賛!
睡眠についての、目の覚めるような素晴らしい科学本だ。
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●ペネロペ・ルイス
マンチェスター大学の脳神経科学者。同大学の「睡眠と記憶の研究所」所長。
その研究は「ネイチャー」誌やBBC放送などでも取り上げられ、大きな注目を集めている。
●西田美緒子(訳者)
訳書はダニエル・J・レヴィティン『音楽好きな脳』、ジェンマ・エルウィン・ハリス編著
『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』、フランク・スウェイン『ゾンビの科学』ほか。
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::目次::
◆「目次・第1章・解説」の立ち読みPDFはこちら
第1章:なぜ眠るのか
第2章:睡眠は脳にとってどれほど大切か
第3章:脳と記憶の仕組み
第4章:目覚めと眠りのコントロール
第5章:眠りは心の大掃除
第6章:記憶はどう再生され、固まっていくか
第7章:なぜ夢を見るのか
第8章:ひと晩寝ると問題が解けるわけ
第9章:いつまでも忘れられない記憶
第10章:睡眠は心の傷を癒す?
第11章:眠りのパターン、IQ、睡眠障害
第12章:記憶力を高め、学習を促進する方法
第13章:快適睡眠を実現するガイド
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:: 絶賛!::
読み終えたが最後、徹夜はできなくなるだろう
——冬木糸一『HONZ』
眠りについての、目の覚めるような素晴らしい科学本!
——『ネイチャー』
睡眠について考え直す情報にあふれている。
——『TOR.COM』
:: 著者インタビューなど(英語)::
・『NPR』
・『SCIENTIFIC AMERICAN』
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