母性の科学
ママになると脳や性格がすごく変わるわけ

アビゲイル・タッカー著  西田美緒子 訳

408頁/定価 2600円+税 発行 インターシフト(発売 合同出版)
妊娠・出産・子育ての疑問や不思議に最新のサイエンスが答えます

ママになるのは、新たに生まれ変わるほどの大転換です。
脳が変わり、性格が変わり、行動も変わります。

みずから4人の子どもを産み育て、
ベストセラーライター(『猫はこうして地球を征服した』)でもある著者が、
その神秘と驚異を最新のサイエンスで解き明かします!

・母性本能って? 
・ママになると性格が変わるわけ
・母親脳はどのように育まれる? 
・胎児は母親を操る
・子宮は父母の格闘競技場だ
・遺伝子や進化とのかかわり
・子どもの性別は母親にどう影響する?
・環境やストレスがもたらす影響
・子どもの気性は母乳で変わる 
・産後うつになる要因は?
・母親を支えるネットワークの大切さ  
・ママたちが幸せになる社会へ
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なぜ心身の大きな変化が起こるのか、妊娠・出産・子育ての問題とどう向き合うか、
第一線の科学者たちの研究をとおして「頼れる知恵」を授けてくれます。

(・・著者みずからのユーモアあふれる最高&最悪な体験談も!・・)

★ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナル、ワシントンポスト、
 ディスカバーマガジンほか多数メディアが激賞!

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::著者:: アビゲイル・タッカー
ライター。『スミソニアン』誌の特約記者。前著『猫はこうして地球を征服した』はニューヨークタイムズ・
ベストセラーとなり、多数の年間ベストブック・賞を獲得。

::訳者:: 西田美緒子
翻訳家。訳書は、マーティー・ヘイゼルトン『女性ホルモンは賢い: 感情・行動・愛・選択を導く「隠れた知性」』、ペネロペ・ルイス『眠っているとき、脳では凄いことが起きている』、ユヴァル・ノア・ハラリ『人類の物語』など、多数。
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::目次::

◆「目次・解説」の立ち読みはこちら

●はじめに 母親はなぜ最高で最悪か? 
謎の細胞/胎児性マイクロキメリズム/母親を操る/
再編される脳/母性本能って?/ママパワー/母性本能のパラドックス

●第1章 母性に目覚めるとき
わが子を嗅ぎ分ける/スーパーママは現れない/
人類に共通する子育てとは?/赤ちゃんが出す原初の信号/
喜びのパラダイムシフト/私の最初のお産体験/最も際立った存在/
鋭敏化/地球初のロマンス/仮面を外す

●第2章 父親は胎盤を通じて母体を侵略する
父性本能/卵とミルク/共感妊娠する新米パパ/
子どもへの接し方は父母でどう違う?/父性は自然には芽生えない/
公平にならない親業の負担/子宮は格闘競技場だ/
胎盤細胞が母親を攻撃する/献身的愛情を強める

●第3章 なにが母親脳を育むのか?
運命を変える一服/赤ちゃんの泣き声への反応/ホルモンの影響/
母親ならではの順応性/mPOAと母性回路/経験による刺激/養母と養子

●第4章 ママになると性格が変わるわけ
世界の景色が変わる/脅威が迫っても慌てない/母性攻撃/
私が恐竜ママになったとき/忘れっぽくなるわけ

●第5章 母親の個人差と経験の大切さ
母親の多様性と独自性/動物にも母親ごとの育児スタイルあり/
私のなかの異なる母親/多様さを生み出す素/生活史に注目/
ベビーシッターの経験/終末投資仮説/帝王切開の問題/
母乳か人工乳か/あとから生まれる子どものほうが得?

●第6章 母親遺伝子を探しに
世代を超えて伝わる母性行動/遺伝子という占い師/
「鏡よ鏡、どうせ私は母親にそっくり」/家畜化された動物では?/
遺伝子の「持ち味」/オーケストラの総譜のように/
子ども部屋の幽霊/エピジェネティックな違い

●第7章 子どもがもたらす驚きの影響
子どもが母親を作る/胎児と母親の連動/母性プログラミング/
どちらが主導権を握っている?/子どもが変わると母親も変わる/
えこひいき/ベビースキーマ/子どもの性別は母親にどう影響する?/
娘か息子、どちらがいい?

●第8章 環境やストレスの問題
プラスチック汚染の影響/環境に応じて/最大のストレスとは?/
ストレスがたまると/余分なカロリーとベビーブーム/命取りのキス/
フリーコマミクス/トラウマへの自己防衛/
貧困と扁桃体/男の子のほうが生まれやすくなる状況/
子どもの気性を母乳で左右する

●第9章 社会的なつながり
孤独のなかで/欠かせない共同の世話/地位が高いか、低いか/
祖母の手助け/職場と母親の幸せ/階級を上下して/
パートナーとの関係/シングルマザーの闘志と疲労

●第10章 ママたちが幸せになるために
母性本能は自動的ではない/文化的習慣の由来/
豊かな国の不幸な母親たち/オランダの妊婦が幸せなわけ/
問題解決への小さな一歩/融通の利く支援システムを/
コロナ渦中での出産/未来の母親へのアドバイス