● 嫌がらせ、意地悪・・人間の心の闇にひそむ悪意は、 人間関係、ビジネス、政治、SNS、神話、文学、テロ、宗教・・・ ・悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは? ・なぜ自分に危害が及んでも意地悪をするのか? ・善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ ・「共感」は人間が本来持っている性質か? ・悪意と罰の起源とは? ・悪意にはどのような効用・利点があるか? ・悪意をコントロールするには? ・・・脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、 まったく新しい人間観が示される。 ★佐藤優、橘玲、竹内薫、吉川浩満、栗原裕一郎、池内了、冬木糸一、佐藤健太郎、尾崎世界観さん推薦! ★読売新聞、日本経済新聞、中日新聞、東京新聞、週刊文春、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、 週刊エコノミスト、ニューズウィーク日本版、サライ、日刊ゲンダイ、夕刊フジ、HONZほか 多数メディアで書評! ★「悪意は複雑怪奇だが、自分と他人の悪意と向き合うために、ぜひ一読をお勧めしたい」 ーー竹内薫『日本経済新聞』 ★「悪徳から美徳が生まれるのだ」ーー吉川浩満『週刊文春』 ★「悪意が発露されるのはどんな時なのか・・科学の様々な観点から悪意を解き明かしてみせる」 ーー冬木糸一『HONZ』 ★読みながら、自分の中の悪意がどんどん暴かれ、奪われていった。 ーー尾崎世界観『読売新聞』 ★神的で悪魔的な人類の心の揺らぎとしての「悪意」を科学する ーー池内了『週刊エコノミスト』 ★「心理学の立場から神義論を扱っている」 ーー佐藤優『週刊東洋経済』 ★ニューヨークタイムズ激賞ーー「挑戦的で奥深く、しかも楽しめる!」 ★「実に驚くべき洞察だ!」ーーデビッド・ロブソン『The Intelligence Trap』著者 ★「人間の社会行動における必読書」 ーーパトリック・フォーバー(タフツ大学、生物哲学・准教授) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ::著者:: サイモン・マッカーシー=ジョーンズ ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。 さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研究の世界的権威。 『ニューサイエンティスト』『ニューズウィーク』『ハフポスト』など多数メディアに寄稿。 ウェブサイト『The Conversation』に発表した論評は100万回以上閲覧されている。 ::訳者:: プレシ南日子 翻訳家。訳書は、アレックス・バーザ『狂気の科学者たち』、 サンドラ・アーモット&サム・ワン『最新脳科学で読み解く0歳からの子育て』、 ジャクソン・ギャラクシー&ミケル・デルガード『ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方』ほか多数。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ::目次:: ◆「目次・はじめに・解説」の立ち読みはこちら はじめに: 人間は4つの顔をもつ -------------------------------------------------------------------------------------- 第1章: たとえ損しても意地悪をしたくなる 人間観をくつがえす研究/悪意に満ちた入札/ 最後通牒ゲームによる発見/配偶者や恋人への悪意/ ビジネスでの悪意/選挙における悪意/終末論的な人/Dファクター 第2章: 支配に抗する悪意 平等主義はなぜ生まれたか?/ホモ・レシプロカンス/ 文化が違えば公平さの基準も違う/正義中毒/怒りと脳/ 共感は人間が本来持っている?/コストのかかる第三者罰/ 安上がりな悪意/善人ぶる者への蔑視/悪意のソーシャルネットワーク 第3章: 他者を支配するための悪意 ホモ・リヴァリス/限られた場所での競争/ セロトニンが減ると悪意が高まる/勝負に役立つ 第4章: 悪意と罰が進化したわけ 悪意をもたらす遺伝子/公平さと罰の起源/オオカミがヒツジのふりをする 第5章: 理性に逆らっても自由でありたい ブレイブハート効果/ドストエフスキーと実存主義的悪意/不可能を可能にする 第6章: 悪意は政治を動かす 勝たせたくないから投票する/カオスを求める人々/悪意を刺激する/ 「悪党ヒラリー」/挑発的なメッセージと菜食主義/ 専門家にはうんざり/エリートが過剰になるとき 第7章: 神聖な価値と悪意 神と罰/自爆テロ犯はなぜ生まれるか?/神聖な価値への冒とく/ 社会的疎外/宗教が新しいストーリーを提供する/ アイデンティティ融合/人々の協力を促し、地球を救う方法 -------------------------------------------------------------------------------------- おわりに: 悪意をコントロールする インターネット上の悪意にどう対処するか?/気難しい性格と創造力/ 民主主義を弱らせないために/慈悲の怒り
|