
| GPSによって人類はなにを失うか? 脳のなかの時空間から、言語・物語の起源まで ナビゲーションと進化をめぐる壮大な探究の旅へ! ・GPSも地図もない世界で、人類はいかに探索し、記憶し、ルートを伝えてきたか ・「場所の記憶」は、いかに脳を発達させるのか ・幼少期の記憶が消えるわけ ・動物たちはなぜ地図もないのに地球を旅できるのか ・ヒトの祖先によるナビゲーションは、いかに言語・物語を形づくったか ・GPSへの依存は、認知や感情にどんな影響を及ぼす? ・AIは物語を理解できるか 脳科学・心理学・人類学・考古学・言語学・生物学・AI ーー 道を見つける力が、私たちを「人間」にしたことを明かす。 科学ノンフィクションの名手による新たな傑作! ★続々、称賛! 太古の人類が現代科学と結び付く・・極めてエキサイティングではないか。 ーー岡本裕一朗『四国新聞』 非常に面白かった。 私が日高や北極で実践しているナビゲーションと実存の関係を 科学ジャーナリストが深く取材した本なのだが、 まさかこのテーマでこれほどの本を書く人がいるとは。 ーー角幡唯介「twitter」 注目の新刊、記憶とも絡んでいて興味深い。 ーー山本貴光「YouTube 人文的、あまりに人文的 #046」 (海馬は)GPS よりもはるかに柔軟で優秀なナビ機能といえる。 ーー『日刊ゲンダイ』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 著者 ◎M・R・オコナー ジャーナリスト。サイエンス、テクノロジーなどの分野で執筆。 既刊書は『絶滅できない動物たち:自然と科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ』。 マサチューセッツ工科大学(MIT)・ナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェロー。 訳者 ◎梅田智世 翻訳家。訳書は、ダニエル・Z・リーバーマン、マイケル・E・ロング 『もっと!:愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』 リアム・ドリュー『わたしは哺乳類です』など。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ::目次:: ◆「目次・はじめに・解説」の立ち読みはこちら ●はじめに: 道を見つける GPSも地図もない世界で/進化への影響/まったく別のこと/場所と親密に関わる ■PART 1 北極圏 ●第1章: 最後の道なき場所 壮大な旅/生ける伝説/変わる習慣/熟練のナビゲーションの鍵 ●第2章: 記憶の地景 欧州の探検家を驚かせた地図/第六感?/メモリースケープを育む/ ルート知識・サーベイ知識/場所(ロキ)法と海馬/記憶の糸 ●第3章: 幼少期の記憶はなぜ消えるのか 幼児の海馬は未発達/言語の爆発/エピソード記憶と脳内ネットワーク/ 重大な転換期となる「ハイハイ」/他者中心戦略の変化 ●第4章: 動物たちのナビゲーションの謎 ヒト、イヌ、オオカミの認知地図/ナビゲーションの道具箱/ 偏光パターンを利用する/科学では理解できない精度/ 磁気受容体はどこにある?/量子コンパス/移動シンドローム ●第5章: ヒトの認知能力を飛躍させる 狩りと物語り/痕跡から言語へ/「イヌクシュク」が伝えるメッセージ/ 持続可能な連鎖/地名がもたらす心象風景 ●第6章: AIは物語を理解できるか 知能とは?/人間の言語の特性/自我を持つプログラム/ 言語や身体なしに思考できるか ■PART 2 オーストラリア ●第7章: スーパーノマド ドリーミングと歌/大地に感情と意味を注ぐ/口承文化のリズム ●第8章: ドリームタイムの作図法 ナビゲーション理論を超えて/歴史に残る革命運動/ 文化の隠喩/つねに更新される動的な心象地図 ●第9章: 脳のなかの空間と時間 「場所細胞」の発見/頭方位細胞・格子細胞・境界細胞/ 時間細胞/「地図」というより「音楽」 ●第10章: 雷の民のあいだで あらゆる星が語りかける/土地の収奪と虐殺/心に刻む ●第11章: あなたが左なら、わたしは北 |
