次の大量絶滅を人類はどう超えるか
離散し、適応し、記憶せよ 

アナリー・ニューイッツ 著 
熊井ひろ美 訳

368頁/定価 2200円+税
発行 インターシフト(発売 合同出版)

人類は迫り来る大災害をいかに生き延びるか?

気鋭のサイエンス・ジャーナリストが
世界の100人を超える最先端科学者らに取材。
大災害・大量絶滅の地球史・生命史・人類史を探究し、
その要因と対策を徹底考察。

都市を変え、地球環境を変え、
ついには人類みずからを変えることによって、宇宙へ広がる。
ーー滅亡する前に「離散し、適応し、記憶せよ!」

  ★Amazon.com:
   年間ベストブックス(サイエンス部門・2013年)& 月刊ベストブック(2013年5月)

  ★『ロサンゼルス・タイムズ』紙:年間ベストブック・ファイナリスト(2013年)

  ★過去からの教訓と未来予測はSFよりも面白い。
   ーー竹内薫『日経新聞:目利きが選ぶ3冊★★★★(読むべし)』

  ★これから人類はどこまで行くのか。
   ーー森山和道『日経サイエンス』

  ★「人為か天然か」という対立を超え、自然の働きに学ぶ。
   ーー香坂玲『地方紙各紙』

  ★実に刺激に満ちたスケールの大きな1冊
   ーー熊谷達也『週刊現代』
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 ●アナリー・ニューイッツ
  サイエンス、テクノロジー、カルチャーに関するジャーナリスト。
  サイエンス&カルチャー・ウェブサイトio9.comの編集長。
  『ワイアード』『ポピュラーサイエンス』『ワシントンポスト』などに寄稿。
  
 ●熊井ひろ美(訳者)
  翻訳家。訳書にマイケル・R・ローズ『老化の進化論』、D・M・ベルーベ『ナノ・ハイプ狂騒』
  (みすず書房)、マルチェロ・シモネッタ『ロレンツォ・デ・メディチ暗殺』(早川書房)など。
   

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◆「目次、はじめに、解説」の立ち読みはこちら
  

 ::目次:: 

 ◎はじめに:私たちはみんな死んでしまうのか

 ◎第Ⅰ部:大量絶滅の歴史
  
第1章:地球環境の破局が新たな進化をもたらした
  第2章:絶滅が始まる二つの原因
  第3章:大絶滅
  第4章:恐竜たちに起こったことの真相
  第5章:六度目の大量絶滅、いま進行中?

  ◎第2部:人類は絶滅寸前だった
  
第6章:アフリカのボトルネック
  第7章:ネアンデルタール人との出会い
  第8章:大疫病を超えて
  第9章:飢餓の世代  

  ◎第3部:生存者からの教訓
  
第10章:離散せよ——ディアスポラの足跡
  第11章:適応せよ——世界最強の微生物に学ぶ
  第12章:記憶せよ——南へ泳げ
  第13章:実用主義的楽観論、または生存の物語

 
◎第4部:死を寄せつけない都市を築く
  第14章突然変異する大都市
  第15章災害の科学
  第16章数学を使ってパンデミックを食い止める
  第17章隠れる都市
  第18章どこでも農地

 
◎第5部:今後一〇〇万年の展望
 
 第19章:地球をテラフォーミングする
  第20章:うちの近所には来ないでくれ
  第21章:宇宙エレベーターに乗って
  第22章:肉体はなくてもいい
  第21章:タイタンの湖畔で

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:: 絶賛!::

 
私たちの未来はSF映画も想像できないような奇妙なものかも知れない。
 ——『ワイアード』誌

 人類が大量絶滅をいかに生き残るかについての、感嘆すべき本!
 ——『ポピュラー・サイエンス』誌

 迫り来る大量絶滅を人類が超えるには、抜本的な転換が求められる。
 我々は今それに挑戦しようとしているのかも知れない。
 ——『サイエンティフィック・アメリカン』誌

 世界の終末(アポカリプス)をいかに防ぐかを提案している。
 ——『ワシントンポスト』紙