すぐそこにある材料の、内なる驚異の宇宙へ ・ガラスが透明なのはなぜ? ・スプーンには味がないわけ ・世界一軽いモノって? ・電子ペーパーのインクの秘密 ・映画も音楽もプラスチックのおかげ ・チョコレートの美味しさの元 ・・・ 私たちの身近にある材料の驚くべき秘密を明かす、超話題作。
★年間ベストブック、多数
・『ニューヨークタイムズ』紙 ・amazon.com (サイエンス部門 TOP8) ・『フィナンシャル・タイムズ』紙 ・『オブザーバー』紙 ・『フィジクス・ワールド』誌 ほか ★『ニューヨークタイムズ』ほかベストセラー ★英国王立協会 ウィントン賞 ★全米アカデミーズ コミュニケーション賞 ★ビル・ゲイツ氏も絶賛 ★池谷裕二、瀬名秀明 氏も絶賛書評 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●マーク・ミーオドヴニク ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の「材料と社会」学部教授。 『タイムズ』紙による英国で最も影響力のある科学者100人に選出。 BBCテレビのドキュメンタリー番組のプレゼンターも務める。 ●松井信彦(訳者) 翻訳家。訳書にデイヴィッド・ドイッチュ『無限の始まり』(共訳)、 サム・キーン『スプーンと元素周期表』、アダム・ラザフォード『生命創造 起源と未来』など。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ::目次:: ◆「目次・はじめに・解説」のPDFはこちら ◎はじめに すぐそこにある材料の内なる宇宙へ ◎第1章 頑強……文明を変えた強くしなやかな「鋼鉄」 ◎第2章 信用……記憶や愛を刻印する「紙」 ◎第3章 基礎……社会の土台として進化する「コンクリート」 ◎第4章 美味……「チョコレート」の秘密 ◎第5章 驚嘆……空のかけらを生む「フォーム(泡)」 ◎第6章 想像……映画も音楽も「プラスチック」のおかげ ◎第7章 不可視……なぜ「ガラス」は透明なのか ◎第8章 不可壊……「グラファイト」から世界一薄く強固な物質へ ◎第9章 洗練……技術と芸術が融合した「磁器」 ◎第10章 不死……九八歳でサッカーを楽しむ「インプラント」の私 ◎第11章 人工……材料科学の未来 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ :: 絶賛!:: 私たちの日常が決して当たり前ではなく、 先人の努力と偶有性の末に成立した奇蹟であることに気付かされ、麻痺した心が潤います、 ——池谷裕二『読売新聞』 見えなかった世界が見えるようになる。なんと素敵なことだろう。 ——瀬名秀明『週刊朝日』 「文明」の土台を知るために 才気にあふれた本書は、われわれの世界の見方を変えてしまう。 材料科学者である著者は、読者を魅了する情熱とともに、モノの背景をなす歴史と科学を語る。 あまり書かれたことのないテーマについての壮大な物語であり、魅惑と愉悦にあふれた本。 |