なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか
進化論でわかる
 
ジョナサン・シルバータウン 著 
寺町朋子 訳

定価 2100円+税/264頁
発行 インターシフト(発売 合同出版)
 私たちの生命には、老化と寿命の驚くべき秘密が隠されている

 進化論をベースに多様な生き物たちと比べることで、人間の生の不思議も見えてくる。

 ・進化にとって、老いと死とはなにか?
 ・なぜ、数千歳もの生物がいる一方で、一年にも満たない短命の生物がいるのか?
 ・なぜ、同じ生物でも環境が変わると、老化の速さも大きく変わるのか?
 ・超高齢になると老化が止まる
 ・人間の老化と寿命の特色
 ・長生きの鍵とは?
 ・人類は老化や死を克服できるのか?

 進化を通して見えてくるのは、生命は矛盾やパラドックスだらけであり、
 老化や寿命、死もその産物にほかならないことだ。
 

 ★ニューヨークタイムズ紙も激賞
  —— 極上の読書の喜びをもたらす
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 ●ジョナサン・シルバータウン
  エディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。
  多くの著書があり、『An Orchard Invisible(未邦訳)』で
  「ニューサイエンティスト」誌の年間ベストブックを獲得している。
  邦訳は『植物の個体群生態学 』(東海大学出版会)
  
 
 ●寺町朋子(訳者)
  翻訳家。訳書はトーマス・ズデンドルフ 『現実を生きるサル 空想を語るヒト』、
  デイヴィッド・スティップ『長寿回路をONにせよ!』、ジム・ホルト『世界はなぜ「ある」のか?』ほか。

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 ::目次:: 

  
◆「目次・解説」の立ち読みPDFはこちら

 第1章:死と不死……なぜ私たちは老いて死ぬのか 
 第2章:寿命……生物によって寿命が違うわけ 
 第3章:老化……超高齢になると老化が止まる 
 第4章:遺伝子……寿命を操作する遺伝子スイッチ
 第5章:植物……長生きの鍵を探る 
 第6章:自然選択……進化にとって老いとは何か 
 第7章:生殖と死……一回繁殖はなぜ起こるのか
 第8章:生命のペース……生き急ぎ、若くして死ぬ
 第9章:不老……老化は克服できるのか

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:: 絶賛!::

 ページをめくる手が止まらなくなってくる 
 ——村上 浩『HONZ』


 老いにも死にもちゃんと意義がある 
 ——緑 慎也『サンデー毎日』

 死にたくない時に読む本 
 ——冬木糸一『基本読書』

 本書は、我々の種を長いあいだ苦しめた問い
 「なぜ、我々は老いて、死ぬのか」を探究する 
 ——『ニューサイエンティスト』

 極上の読書の喜びをもたらす
 ——『ニューヨークタイムズ』