私たちの生命には、老化と寿命の驚くべき秘密が隠されている
進化論をベースに多様な生き物たちと比べることで、人間の生の不思議も見えてくる。
・進化にとって、老いと死とはなにか?
・なぜ、数千歳もの生物がいる一方で、一年にも満たない短命の生物がいるのか?
・なぜ、同じ生物でも環境が変わると、老化の速さも大きく変わるのか?
・超高齢になると老化が止まる
・人間の老化と寿命の特色
・長生きの鍵とは?
・人類は老化や死を克服できるのか?
進化を通して見えてくるのは、生命は矛盾やパラドックスだらけであり、
老化や寿命、死もその産物にほかならないことだ。
★ニューヨークタイムズ紙も激賞
—— 極上の読書の喜びをもたらす
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●ジョナサン・シルバータウン
エディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。
多くの著書があり、『An Orchard Invisible(未邦訳)』で
「ニューサイエンティスト」誌の年間ベストブックを獲得している。
邦訳は『植物の個体群生態学 』(東海大学出版会)
●寺町朋子(訳者)
翻訳家。訳書はトーマス・ズデンドルフ 『現実を生きるサル 空想を語るヒト』、
デイヴィッド・スティップ『長寿回路をONにせよ!』、ジム・ホルト『世界はなぜ「ある」のか?』ほか。
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::目次::
◆「目次・解説」の立ち読みPDFはこちら
第1章:死と不死……なぜ私たちは老いて死ぬのか
第2章:寿命……生物によって寿命が違うわけ
第3章:老化……超高齢になると老化が止まる
第4章:遺伝子……寿命を操作する遺伝子スイッチ
第5章:植物……長生きの鍵を探る
第6章:自然選択……進化にとって老いとは何か
第7章:生殖と死……一回繁殖はなぜ起こるのか
第8章:生命のペース……生き急ぎ、若くして死ぬ
第9章:不老……老化は克服できるのか
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:: 絶賛!::
ページをめくる手が止まらなくなってくる
——村上 浩『HONZ』
老いにも死にもちゃんと意義がある
——緑 慎也『サンデー毎日』
死にたくない時に読む本
——冬木糸一『基本読書』
本書は、我々の種を長いあいだ苦しめた問い
「なぜ、我々は老いて、死ぬのか」を探究する
——『ニューサイエンティスト』
極上の読書の喜びをもたらす
——『ニューヨークタイムズ』
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