賢く決めるリスク思考
ビジネス・投資から、恋愛・健康・買い物まで 

ゲルト・ギーゲレンツァー 著 
田沢恭子 訳

416頁/定価 2200円+税
発行 インターシフト(発売 合同出版)
<直観 x 統計学>で、すばやくベストの選択を!

ビジネス・投資から、恋愛・健康・買い物まで、
意思決定にはリスクがつきまとう。

本書は、リスクの正体をとらえることによって、
人生のあらゆるシーンで活かせる思考法を明かす。
——これは<統計学と直観>を組み合わせた強力なツールだ。

著者はリスク・リテラシーの国際的な第一人者、
ゲルト・ギーゲレンツァー。

不確実なリスク社会に立ち合うための思考法と実践の書。
  
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 ●ゲルト・ギーゲレンツァー
  マックス・プランク人間発達研究所所長。
  アメリカ科学振興協会の行動科学研究賞、ドイツ年間科学書賞をはじめ、数々の賞を受賞。
  既刊本は『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法』(ハヤカワ文庫)、
  『なぜ直感のほうが上手くいくのか?』(インターシフト)。
 
 
 ●田沢恭子(訳者)
  翻訳家。翻訳家。訳書に、キャス・サンスティーン『最悪のシナリオ』、
  スティーブン・ジョンソン『ピア』、ジェレミー・リフキン『第三次産業革命』など。  
 

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 ::目次:: 

 ◎第Ⅰ部:リスクの正体をとらえよ
  第1章:人間はバカなのか
  第2章:確実性は幻想にすぎない
  第3章:なぜ守りの意思決定をしてしまうのか
  第4章:恐れはどこからやってくる?

 
◎第2部:賢く決める方法
  第5章:投資に失敗しないシンプルな法則  
  第6章:リーダーは直観で決めている 
  第7章:ゲームから買い物まで
  第8章:恋愛と結婚のリスク
  第9章:医師の多くは検査結果をわかっていない
  第10章:がんのリスクを知る
  第11章:迫りくる危機への解決策
 

  ◎第3部:リスク教育
  
第12章:リスク・リテラシーを身につける学習

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:: 絶賛!::

 
リスクを賢くとるということは、確率論や心理学を理解する以上のことなのだ。
 ——『エコノミスト』

 本書がもたらす発想の転換は、
 本当のリスクと利益にフォーカスするのに役立つだろう。
 ——『ガーディアン』

 リスク分析において、教科書的な見解からかけ離れていても、
 本書は不確実な状況でより良い選択をする助けになる。
 ——『フィナンシャルタイムズ』

 本書は意思決定のための一冊です。ただし、本書にはそれ以上の意味合いがあります。
 具体的には、世界の認識(パラダイム)に影響を与えるのです。
 ——倉下忠憲『R-style』