ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥

アンドリュー・ロウラー 著 
熊井ひろ美 訳


368頁/定価 2400円+税
発行 インターシフト(発売 合同出版)

ニワトリ無くして、人類無し!

なぜニワトリは人類に欠かせないパートナーとなったのか?

古代から近未来まで、ニワトリとともに
歴史・文化・科学を巡り、地球各地を巡る、驚きの文明論。

・なぜ古代から人類とともにニワトリは世界各地へ広まったのか
・私たちの健康・医療に果たしてきた知られざる役割
・神や悪魔の使いから、生贄の儀式まで、なぜ深く信仰とかかわるのか
・ダーウィンの進化論など、科学の発展をいかに陰で支えたか
・平等社会や、女性の地位向上にどのように貢献したか
・世界を席巻した食用ニワトリは、アメリカでいかに作られたか
・NASAの火星移住計画に、ニワトリが選ばれたわけ

多大な恩恵を受けてきた、この恐竜の小さな末裔たちのことを
私たちは余りにも知らない


★紀伊國屋じんぶん大賞2017(ベスト7選出!)
★武田鉄矢さん、岡崎武志さん、池内了さん、絶賛紹介!
★NHK総合TV「あさイチ」、朝日新聞などで紹介

::書評::
日本人が「へぇ〜」と思うような話題も随所に盛り込まれていて興味が尽きない
——『朝日新聞〜オススメ 編集部から』

人と文明の来し方を描く焦点としてニワトリに着眼した視点も面白い
——森山和道『日経サイエンス』


ニワトリを通して世界を、人の歴史を、現在を、未来を見つめる
——武田鉄矢『今朝の三枚おろし』

明日から焼き鳥や空揚げも最敬礼して食べることになる
——岡崎武志『サンデー毎日』

ニワトリの人類への大いなる貢献を忘れてはなるまい。
——池内了『週刊エコノミスト』

社会学的アプローチと歴史的訴求力で、ぐいぐい読者を引き込んでいく
——池永達夫『世界日報』

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●アンドリュー・ロウラー
ライター。『サイエンス』『ナショナル・ジオグラフィック』
『ニューヨーク・タイムズ』などの雑誌や新聞で、多数の記事を執筆。
「ベスト・オブ・サイエンス・アンド・ネイチャー・ライティング」賞などを受賞。
 
●熊井ひろ美(訳者)
翻訳家。訳書は、『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』『ドライ・ボーンズ』
『老化の進化論』『ロレンツォ・デ・メディチ暗殺』など多数。

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::目次::

 
◆「目次・はじめに・解説」の立ち読みPDFはこちら 

はじめに:ニワトリを見れば、世界が見える
第1章:野生の原種を探して
第2章:神の使いの鳥
第3章:二本足の薬箱
第4章:人類の移住ルートを知る鍵
第5章:闘鶏の熱狂
第6章:女王の趣味から大流行へ
第7章:ニワトリの起源と進化
第8章:小さな王
第9章:癒しの力
第10章:産業ビジネスへの進展
第11章:影の都市
第12章:快適で健康な環境を
第13章:生まれ故郷の森へ

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:: 絶賛!::

心奪われ、魅了される、驚くべき細部にあふれた物語。
——『ウォール・ストリート・ジャーナル』

なぜニワトリが世界を渡ったのか、壮大な真実が明かされる。
——『サイエンス』

あまねく存在するニワトリがもたらす問題について、新たな洞察を与えてくれる。
——『ネイチャー』