猫はこうして地球を征服した
人の脳からインターネット、生態系まで
 
アビゲイル・タッカー 著 
西田美緒子


272頁/定価 2200円+税 発行 インターシフト(発売 合同出版)
愛らしい猫にひそむ不思議なチカラーー
世界中のひとびとを魅了し、リアルもネットも席巻している秘密とは?


((あなたの知らないネコの真実))

★ 全米ベストセラー ★年間ベストブック&賞、多数!

猫はいま多くのひとびとを魅了し、
世界中の都市・自然の生態系で増え続け、
インターネットでも爆発的人気を得ています。

一見、か弱そうにみえる猫のもつ魔法のようなチカラーー
本書はその秘密を解き明かします。

・もともと人類はネコ科と敵対していたのに、なぜ猫に惹きつけられるのか?
・猫はひそかに人を手なずけている
・なついていても、野生の遺伝子は残したまま

・ヒトの進化にネコ科が貢献している
・実は猫はネズミ退治に役立たない(基本、何の役にも立たない)。
 ・・では、なぜ人との長いつきあいが続いてきたのか?

・脳を操る寄生生物が、猫から人に感染する(3人に1人が感染)。
 ・・性格が変わるなどの影響力を、第一線の研究者が明かす
・インターネットで猫が爆発的人気になった理由

・私たちは室内猫に、してはいけないことをよくやっている
・「猫を飼うと健康に良い」・・って本当?
・将来、猫は垂れ耳になり、剣歯が生えてくる可能性も

・・・ほか、猫をもっと理解し愛するための「猫学」決定版!

「私はこの本を通して、
ネコという動物をあるがままに、戦略と物語をもった力強い生きものとして
理解することが重要だと論じてきた。

このような目でネコを見ることによって、
私たちは自分自身を理解し、自分が何をできるかを完全に知ることができる」
——本書より

★ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー!
★『フォーブス』誌、『ライブラリー・ジャーナル』、『スミソニアン』誌
 
ーー年間ベスト・サイエンス・ブックス
★バーンズ&ノーブルの「ディスカバー・グレイト・ニューライターズ」賞
★世界12カ国で刊行


★猫好きは必読!
 
——竹内薫・日経新聞「目利きが選ぶ3冊」

★渡辺政隆(日経新聞)、竹内久美子(週刊文春)さんも激賞!
 
——『日経サイエンス』『ダ・ヴィンチ・ニュース』『モノ・マガジン』
 『日刊ゲンダイ』『新政界往来』『RCCラジオ』、地方紙各紙・・など続々紹介!

★HONZ 
 ・「解説」から読む本
 ・冬木 糸一氏のレビュー
 
「お猫様にもっと奉仕するために、その歴史と生態を知る一冊」

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●著者 アビゲイル・タッカー
ライター。スミソニアン協会(スミソニアン博物館などの運営元)が発行する『スミソニアン』誌の記者。
彼女の記事は、毎年、最も優れた科学読み物を選ぶ「ベストアメリカン・サイエンス&ネイチャー・ライティング」に掲載。
また、コロンビア大学のマイク・バーガー賞、ナショナル・ヘッドライナー賞なども受賞している。
大の猫好き。

●訳者 西田美緒子
翻訳家。訳書は、キャスリン・マコーリフ『心を操る寄生生物』、チャールズ・フォスター『動物になって生きてみた』、
ペネロペ・ルイス『眠っているとき、脳では凄いことが起きている』など、多数。

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::目次::

◆詳しい「目次」&「はじめに」はこちら

はじめに: 地球の小さな征服者
第1章: 滅亡と繁栄
第2章: なついていても野生を残す
第3章: ネコに魔法をかけられて
第4章: エイリアンになったネコたち
第5章: ネコから人間の脳へ感染する
第6章: 人間はネコに手なずけられている
第7章: 次世代のネコたち
第8章: なぜインターネットで大人気なのか