プルーストとイカ
ーー読書は脳をどのように変えるのか?

メアリアン・ウルフ著 小松淳子◎訳
384頁/定価2400円+税
 
ISBN 978-4-7726-9513-8

発行 インターシフト 発売 合同出版

文字・読書は、脳を劇的に変える!
古代の文字を読む脳から 、ネットの文字を読む脳まで、
ディスレクシア(読字障害)から 、読書の達人まで、
脳科学 x 心理学 x 教育学 x 言語学 x 文学 x 考古学 をめぐり、解き明かす。

**「マーゴット・マレク賞」受賞作、 待望の刊行!**
**邦訳版は「日本語と脳・読字障害との関わり」など、独自のオリジナル・テキストを追補

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●メアリアン・ウルフ Maryanne Wolf
タフツ大学のエリオット・ピアソン小児発達学部教授、読字・言語研究センター所長。専門は認知神経科学、発達心理学、ディスレクシア研究。
とくにディスレクシア研究では、国際的な第一人者である。
その優れた業績により、アメリカ心理学会、国際ディスレクシア協会、アメリカ国立小児保健・人間発達研究所などより数々の賞を受賞している。本書も、読字に関する最良図書としてマーゴット・マレク賞を受賞。米・マサチューセッツ州ケンブリッジ在住。日本LD学会によるシンポジウムでも招聘講演(2007年)を行っている。
関連サイト

●小松淳子(訳者)
翻訳者。訳書に『インナー・ウォーズ―免疫細胞たちの闘い』(ニュートンプレス)、『グレン・グールド 写真による組曲』(アルファベータ)、『オシムが語る』(集英社インターナショナル)、『別冊日経サイエンス:脳から見た心の世界』、『同:進化する脳』、『同:脳と心のミステリー』(日経サイエンス/共訳)など。

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::主な内容:: 
 ・古代の文字は、どのように脳を変えたのか?
 ・脳は成長につれて、どのように読み方を学ぶのか?
 ・熟達した読み手の脳とは?
 ・ネット・リテラシーの進展によって、何が失われるのか?
 ・ディスレクシアの4つの原因と早期発見の方法・最新教育とは?
 ・英語・外国語はいつから、どのように教えるべきか?
 ・日本語脳・英語脳・中国語脳の違いとは?
 
・・優れた業績により数々の賞を受賞した著者が、その卓抜な成果を凝縮させた1冊!

 ::目次::                   
 Part 1 脳はどのようにして読み方を学んだか? 
 1章 プルーストとイカに学ぶ
 2章 古代の文字はどのように脳を変えたのか?
 3章 アルファベットの誕生とソクラテスの主張

 Part 2 脳は成長につれてどのように読み方を学ぶか?
 4章 読字の発達の始まりーーそれとも、始まらない?
 5章 子どもの読み方の発達史ーー脳領域の新たな接続
 6章 熟達した読み手の脳

 Part3 脳が読み方を学習できない場合
 7章ディスレクシア(読字障害)のジグソーパズル
 8章 遺伝子と才能とディスレクシア
 9章 結論ーー文字を読む脳から“来るべきもの”へ

 註・参考文献 解説
 
*日本語版向けに独自テキストを追加 

 
*もっと詳しい目次はこちら↓  
                  
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文字・読書は
脳を劇的に変える!

左から、
・古代のトークン(原初の文字)を読む脳
・文字を覚えたての脳
・熟達した読み手の脳


識者やメディアが絶賛!

非常に面白い。・・文章を読んでその意味を取るという行為は、全脳をフルに使う驚くべく複雑な知的作業である。そのプロセスがミリ秒単位で明かされていく。
ーー立花隆(『週刊文春』「私の読書日記」より)

大プッシュ・・これはすごい本。読む、という行為は、単純な情報獲得手段じゃない。この能力を身につけるために、人間の脳自体が変化する。そしてその能力が新しい視点や深い思考の獲得を可能にすることで、ぼくたちの文化をも形成する。それを脳科学や児童心理学、歴史学、教育学など多岐の分野を縦横に使って説明した驚異的な本だ。
ーー山形浩生(『ビジネス スタンダード ニュース』より)

「読む」ことで人間の脳はどう変わってきたのか? 本好きにはたまらない疑問に明快かつ詳細に答えてくれる。★★★★(読みごたえたっぷり、お薦め)
ーー竹内薫(サイエンスライター)(日本経済新聞・「目利きが選ぶ今週の3冊」より)

一般人向けに書かれたものなので、脳に関するさしたる予備知識はいらない。言語系の教育に携わる先生たち、学ぶ生徒、さらに読書が苦手な人はいうまでもなく、多くの人に読んでもらいたい書物の一つである。そうすれば、安易に小学校で英語教育を、などといわなくなるだろうと、私は思っている。
ーー養老孟司(毎日新聞「日曜書評欄」より)

著者は脳に着目することで歴史と私たちの心を結びつけた。・・ユニークで創造的な科学書だ。
ーー瀬名秀明(朝日新聞「日曜書評欄」より)

読み終わるまでに、感動のあまり三度涙した・・・科学書を読んで泣いたのは初めてだ。名著である。
ーー佐倉統(月刊『文藝春秋』BOOK倶楽部より)

読書はいかにヒトの心を育むか。文字というシンボルを持った動物の奇妙な生理現象と依存症。
読書と脳の関係という珍しい話題を扱った名著。
ーー池谷裕二(読売新聞「空想書店」店主の1冊)

ウルフがときにプルースト、ときにイカとなって、「読書」という得体の知れない
出来事の只中になんとか入りこもうとしたこと、やはり特筆に値するものだった。
ーー松岡正剛『千夜千冊〜1477夜』

ディスレクシアは、だからケータイメールを読むが本を読まない世代を否定しないのであり、かえって、そのようなデジタルテクノロジーと「分析と推論ができ、自分の考え方で文字を読む」ことが接合された場合には、まったく新しい表現や創造性が生まれる可能性を示唆しているわけだ。
ーー粉川哲夫(東京経済大学教授)(東京新聞・中日新聞、日曜読書欄より)

世の教育パパやママに読んでもらいたい。
ーー松島駿二郎(作家)(『日経ビジネス』オンラインより)

言葉に関心を持つ人には必読の書である。
ーー養老孟司(『日経ビジネス』「余暇を過ごすならこの1冊」より)

本書の読者はいやおうなく気づかされるはずだ。目先の必要とは別に、幅広く豊かな知を脳裏に蔵することこそが、結局のところ豊かな思考の条件となることを。
ーー山本貴光(『心脳問題』などの著者)(『週刊 読書人』より

読むことの意味を改めて考えさせる刺激的な内容
ーー砂川昌弘(『週刊現代』「カリスマ書店員さんのとっておきオススメ本」より)

「読む」という行為のメカニズムを解き明かし、知能の発達への影響から文字の起源まで、縦横に論じる読書の楽しみ方が広がる1冊
ーーNHK BS「週刊ブックレビュー09年1/24放送」で、高野明彦 (国立情報学研究所教授)さんが紹介!

文字を読むという行為が、文化ということではなく、生理的に、物理的に脳を変化させて、現在の人類をつくっているというのが、マクルーハンと同じで面白い。
ーー 鏡明(『本の雑誌』より)

読書ってすごい! と改めて感じるはず。読書と脳の関係をこの1冊で明らかに。
ーー森健(ジャーナリスト)(『ダ・ヴィンチ』「 Book Watcherの絶対読んでトクする20冊」)

本好きにも本嫌いにも、刺激となることまちがいない!
ーー 実川元子(『ヴェリタ』より)

「読む」という行為が脳に与える影響を描き、文明変革まで見通す希有な名著!
ーー h.yamagata(山形浩生)(amazon.jpレビューより)

Book of the Year 2008を獲得!
ーー文化系書店紀伊國屋Life堂・パーソナリティ(柳瀬博一さん)のおすすめ本

一見して謎な書名。読書(読字)が脳の発達にどのような大きな影響を与えたかを、最新医療機器を使って検証。そしてディスレクシア(学習障害)の原因を追求する。何故イカなのかは、読んでのおたのしみ。
ーー八重洲ブックセンター社員が選ぶ「今月の逸冊」(本店7階・下平さんのおすすめ)

今まであなたが当たり前だと思ってきた「本を読む」という行為の素晴らしさを実感してみてください。
ーー岡山日日新聞「書評・丸善岡山シンフォニービル店のおすすめ」

ウルフ博士の思考の凄さと研究の堅実さに尊敬の念を禁じえない。
ーー加藤醇子(「クリニック・かとう」院長)(『LD研究』誌より)

書字の起源や多様性、変形能力の素晴らしさを紹介し、文字を読む脳の発達、読字習得に至る経路を新しい観点から描く。
ーー『望星』BOOK欄より

脳によって、いかに私たちが言葉の魔術師になりうるのかついての、面白く、包括的で、明快な記述が、ここにある。
ーーアルベルト・マングェル(『読書の歴史 あるいは読者の歴史』などの著者)

著者は、「文字を読む脳」の美しさと力強さへの深い敬愛と、やがてそれを追いやるかもしれない「デジタル脳」についての大いなる関心を併せ持っている。
ーーボストン・グローブ紙

読むことが果たす人間の認知を変える力と、ディスレクシアが比類ない創造力につながっているかもしれないという興味深い考えを打ち出している。
ーーニューサイエンティスト誌

若者たちに広がる中途半端なリテラシーについての著者の警鐘は、きわめて的を射ている。そして、読むことだけが成しうることについての思索を私たちに呼び起こす。
ーーサンデー・タイムズ紙(ロンドン)

・・ほか、ニューヨーカー、ワシントン・ポスト、イブニング・スタンダード、サンデー・テレグラフなど多数のメディアが、絶賛!


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