スーパーセンス
ヒトは生まれつき超科学的な心を持っている

ブルース・M・フード

416頁/定価 2200円+税
ISBN 9784772695220 発行 インターシフト/発売 合同出版
 ヒトのこころの<不思議>を解き明かした超話題作!

 スーパーセンス(超感覚)は、私たちのこころ深くに根ざしていて、
 日常のいたるところに出没する。

 いくら科学・理性を武器に批判したところで、
 こうしたスーパーセンスはなくならない。

 それはヒトの<本質>であり、私たちの世界を支え、愛着や嫌悪を成り立たせ、
 科学の原動力ですらあるからだ。

 ★ 数々の著名な賞を受賞!
 ★ 年間ベストブック、30以上のメディアで獲得!
 ★ NYタイムズ・ベストセラー!

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●ブルース・M・フード
  ブリストル大学実験心理学部認知発達研究センター所長。
  前職は、ハーバード大学教授とマサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員を兼任。
  児童発達と認知神経科学の分野の研究で、数々の賞を受賞。


 ●小松淳子(訳者)
 
翻訳者。訳書に『プルーストとイカ:読書は脳をどのように変えるのか?』『脳の中の身体地図』
 『なぜ直感のほうが上手くいくのか?』(インターシフト)など。

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 ::目次::  

 1章 × 超自然現象を信じる心は、いかに生まれるか? 
 2章 × 殺人鬼のカーディガンを着るのは平気?
 3章 × 天地創造説が受け入れられるわけ 
 4章 × 途方もなく騒がしい赤ちゃん
 5章 × マインド・リーディングの力
 6章 × つながる生気・本質・嫌悪
 7章 × 若さや美しさというエッセンス
 8章 × なぜ大人になってもテディ・ベアを手放せない?
 9章 × 誰かに見られているのがわかる
 10章× ものはいかにして神聖な価値を持つかい
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絶賛の声!

 魅惑的なサイエンス本・・
 本書を読んで、ヒトはなんと可愛らしく、愛すべき生き物なのだろうと、優しい気持ちになった。
 
——池谷裕二『読売新聞』

 放射能というケガレ
 
——池田信夫『アゴラ』

 とても面白かった。・・スーパーセンスの「本質主義」の正体と、
 先天性に関する科学的な研究が多数紹介されている。
 無神論者が宗教を糾弾する態度よりも、かなり建設的なアプローチだと思った。
 
——橋本大也『情報考学』

 「現代に生きる大人のための必読本」として推薦
 
——宮崎哲弥「週刊文春〜文春図書館』
 
 スーパーセンスという錯覚があるが故に、我々は他者に心があることを疑わず、
 人生に意味を見いだす。社会が共有する倫理や道徳の起源もここにあるようだ。
 この問題はかなり深い。是非一読をおすすめする。
 
——森山和道『日経サイエンス』

 理屈に合わないものに引かれたり排撃したりする心理は
 脳の設計図に組み込まれているようなので。
 
——池内了『週刊エコノミスト』

 面白い。僕が探し求めていた本だった。
 
——『Biiingo!! 』書評

 科学的ば根拠を持たない「なんとなく」の感覚が超自然現象への傾きを生み、
 さらに社会的つながりを生む心のメカニズムを、豊富なエピソードで説き明かす。
 
——『北海道新聞』

 認知科学の分野で世界的に知られるフード博士は、
 超自然現象にとらわれた人間の本性を明かす、奇妙で素晴らしい方法を教えてくれる。
 
——スーザン・ゲルマン
 
 
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